GNC設立の背景

最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)は、世界のトップを目指した先端的研究を促進して我が国の国際的競争力を強化するとともに、研究開発成果を国民及び社会へ還元することを目的として、2009年の内閣府 総合科学技術会議において創設が決定されたものであり、内閣府と日本学術振興協会によって運営されています。

このFIRSTプログラムに採択された研究課題、「グリーン・ナノエレクトロニクスのコア技術開発(中心研究者 横山直樹)」を実施するため、産総研内に「連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンター(GNC)」が2010年4月に新設されました。

連携研究体とは、独立した研究プロジェクトを機能的に推進できるように、産総研内に時限的に設ける組織形態です。GNCには、下の研究体制図に示すように、企業研究者約30名、産総研研究者約30名が集結します。

またGNCは、つくばイノベーションアリーナ ナノテクノロジー拠点(TIA-nano)に集結する他の研究プログラムおよび全国の大学・研究機関とも積極的に連携して研究を推進する他、TIA-nanoに整備された大型研究インフラを活用して、研究の加速を図ります。

GNCの研究開発体制

GNCの研究開発体制

つくばイノベーションアリーナ ナノテクノロジー拠点 (TIA-nano)

つくばには、産業技術総合研究所(産総研)、物質・材料研究機構(物材機構)、筑波大学という、世界水準の先端ナノテク研究設備・人材が集積しています。この三者と産業界が連携し、世界的なナノテク研究拠点となることを目指して、TIA-nanoが形成されました。

この拠点形成には、経済産業省および文部科学省も強力に支援しており、全国の企業・大学とも連携網を広げています。