横山FIRST活動サマリ
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04 本報告書は、内閣府最先端研究開発支援プログラム(FIRST:Funding Program for World-Leading Innovative R&D on Science and Technology)、横山直樹中心研究者による研究課題「グリーン・ナノエレクトロニクスのコア技術開発」の活動をまとめたものである。 FIRSTプログラムは、「研究者を最優先した従来にない全く新しい制度」として創設されたもので、自由度の高い予算制度や、研究者が研究に没頭できる支援制度などの特徴を有している。2009年9月に総合科学技術会議において中心研究者と研究課題が決定され、2010年3月から2014年3月にわたり研究が実施された。 横山研究課題に取り組むため、産業技術総合研究所(産総研)に「連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンター(GNC)」を設立した。GNCは、ナノエレクトロニクス研究部門に所属して、広く産総研の研究者と連携することができた。研究スタイルの異なる企業と産総研の研究者とが、真に一体となって研究を進めることで、互いによい刺激を与えることができた。 産総研は「研究支援担当機関」を務めたが、それがきっかけで、企業から産総研への出向制度の整備(特定集中研究専門員制度)などが実現し、産学連携の制度整備につながった。 横山研究課題は、産総研、物質・材料研究機構、高エネルギー加速器研究機構、筑波大学と日本経済団体連合会が推進する「つくばイノベーションアリーナ ナノテクノロジー拠点(TIA-nano)」の中心的な研究プロジェクトでもあった。ナノテクに必要な大型研究施設をTIA-nanoの場に整備して、産官学でこれを活用し、大きな成果につなげるという構想であり、横山研究課題は、まさにそれを具現化したものである。横山研究課題の成果は、TIA-nanoの場に蓄積され、今後のナノエレクトロニクスの研究開発・事業化に大きく貢献するものと期待する。巻 頭 言産業技術総合研究所ナノエレクトロニクス研究部門長金丸 正剛内閣府最先端研究開発支援プログラム研究支援総括者岩田 普

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